玉堂星
- 習得本能
- マイナス
- 前例重視
- 書籍から学ぶ
- 古典的
- 母性愛
玉堂星は習得本能のマイナスを表し、物静かなで高貴な世界観を持っています。玉堂星は龍高星のように荒地を耕すのではなく、格式高い庭園を丁寧に手入れしていく感じです。汚いものを隠す、形式主義です。伝統を重じる高貴な印象の玉堂星は、古いものほど価値を感じます。昔からある「型」や「道」を大事にし、品性を求めますので、ゲスなものを排除しようとするでしょう。
玉堂星の“血”となるのは、経験や体験よりも、書物と目上(上司)の意見や教えです。1人で黙々と勉強することが苦にならないので、勉強ができる人が多いでしょう。論理的があり、自分が興味のある分野の話になると、とんでもない知識の量をアウトプットしてきます。とても研究熱心な人で、物事を深く深く掘り下げて追求することができます。普段からものすごい量のインプットをしているため、人に話す機会があれば止めどなく知識が溢れ出てきて、おしゃべりが止まらないなんてこともあります。
定義礼節を大事にして、目上からの教えを大切に守ろうとする玉堂星は、世の中の流行や、移り変わりやすい世界は向いてません。伝統的な老舗店や、歴史の長い企業など、古くから続く組織の方が向いています。人に教えること、人を育てることが得意なので、教師や教授なども適任です。
玉堂星は、目上の言いつけを無条件に信じたり、鵜呑みにしてしまうところがあるので、その点は注意が必要です。どんな情報も、自分の中で噛み砕いた上で研究、追求していくことが大切です。そうすることで、玉堂星の良さが生きてきます。目上に対して歯向かうようなことはしませんが、理屈っぽい人です。
玉堂星は、師や先生のような存在がいた方が、学ぶ速度がアップします。ただし、あなたに教えてくれる師や先生は一流でなければいけません。二流三流の人からの教えでは、学びの質が落ちてしまい、知識に深みがなくなります。素直に目上の言うことを受け入れやすいからこそ、学ぶべき相手は厳選する必要があります。玉堂星は学び上手ですが、学び方が大事です。
ちなみに、玉堂星は母性の星でもあります。母性本能が強い人で、包容力があります。身内愛にどっぷり浸かっちゃうタイプで、親離れ・子離れしにくい人かもしれません。学問の世界ではクールですが、身内になるとホットになります。
玉堂星の開運アクション
玉堂星は古典や伝統、歴史を重んじます。この星は、まず物事の過去を辿って過去から学ぼうとします。自分よりも経験値が高い(過去の経歴がある)先生や師匠の言うことは理屈抜きに信じて学ぼうとします。これを「問答無用」と言います。要は、玉堂星の良さを生かすためには「質問をして答えを得る」ことに頭を使わず、ひたすら、ありのままの教えを「問答無用」で受け入れることが大切です。そうしていくうちに、知識がどんどん蓄積されて体得できます。質問するタイミングとしては、玉堂星に知識が蓄積されて、じっくり分析した後にするようにしてください。学ぶ時の姿勢は、ありのままを受け入れるスタイルでいきましょう。