天馳星
- あの世
- ペガサス
- 現実力:1
- 精神力:11
- 役割
- 閃き
- 多忙
天馳星はあの世の世界や、宇宙の世界を表します。天馳星には制限のない世界が広がっていて、時間と空間の概念がありません。過去と未来は存在せず、あるのは「今この瞬間」だけです。そのため「一所懸命」という言葉がピッタリの星であり、一瞬に莫大なエネルギーを投じることができます。天馳星は持続的に一定のエネルギーを保ち続けることはできないため、持久戦には向きませんが、一瞬に込めるエネルギー量は凄まじく、あの天将星をも凌駕します。そんな宇宙規模の爆発的なエネルギーを持っている天馳星は、常にそのエネルギーを発散していないと肉体に負荷がかかりすぎてしまい、病弱になってしまいます。「忙しくしている方が体調が良い」という状態になるため、自然と忙しい人生になりがちです。肉体的なエネルギー値は低いのですが、時間に囚われる概念がないため、何かに追われている感覚がなく、精神的にストレスを感じにくい傾向があります。忙しいわりに疲れにくいため、忙しい状態を人より長く続けることができます。
独特の時間感覚を持ち、宇宙規模のエネルギーを秘めている天馳星は、つかみ所のない言動で周囲を驚かせます。宇宙人のような発想を持っているため、人が到底思いつかないようなアイディアを思いつきます。独特のペースで行動する天馳星には協調星がほぼなく、気付いたら単独行動をしています。
天馳星の行動動機は、物事を積み重ねることでも、何かで成功することでもありません。ただただ、目の前の一瞬に自分のエネルギーを全集中させるだけ。それだけです。
一般的に人が感じる「喜び」や「苦労」も感じにくい傾向があり、感情に流されにくいため「どこか冷めている」と思われるかもしれません。人に共感を求めないし、自分が誰かに強く共感する機会も少ないでしょう。
天馳星は、みんなが魅力を感じる“富や名声”に囚われることがないため、与えられた仕事をただひたむきに、エネルギーを出し切ることだけに専念して取り組みます。そんな天馳星は、一つのことに全身全霊を傾けるため、家庭をほっぽって常に忙しく飛びまわります。家庭に縛られるのは向いていません。
天馳星の開運アクション
天馳星は「あの世を駆け巡る星」と言われています。死んだ人の魂やエネルギーが分散して宇宙を駆け巡る様子を象徴しています。現実エネルギーが低いため弱々しく見られがちですが、瞬間的に発するエネルギーは逞しく、未知の可能性を秘めています。時間枠を持たず、一瞬一瞬が別物扱いになるため、過去を引きずることがありません。
そんな天馳星にとって大切なことは「複数のことを同時進行すること」です。ながら族のように、いくつかのことを同時進行していると、それぞれバラバラのように見えていたものが、いつか大きくまとまって形になります。